福岡・博多のお土産として人気な食材のひとつにあげられるのが明太子です。今では博多まで行かなくても、電話やネットなどの通販で購入できますが、そうした明太子を通販で扱う会社として有名なのが株式会社中野和一郎商店です。どのような素材を使用して明太子を作り、どのようなこだわりをもっている会社なのか紹介していきます。
目次
昭和34年創業!国産の長期熟成明太子を販売する専門店
福岡市西区に店を構えているのが、昭和34年(西暦1959年)に創業した中野和一郎商店で、食料品卸売業としてスタートした会社です。
「心・身共に健康な長寿社会の実現を目指す」を経営理念として掲げており、辛子明太子やちりめんじゃこをはじめとして、乾しいたけや胡麻、春雨などの乾物、昆布やいりこ、きくらげなどの塩干物、辛子明太子を活用した惣菜など、幅広い食材を厳選して取り扱っています。
とくに人気なのが辛子明太子です。辛子明太子とはスケソウダラの卵巣に唐辛子を原料とした調味料などで味付けしたものですが、中野和一郎商店ではいくつものこだわりによって辛子明太子を作り上げています。
深みのある漬けダレ
漬けダレのベースには、全国の日本酒を取り寄せて試作を重ねて選んだ福岡の銘酒である萬代を使用しています。
種を抜いた輪切りの唐辛子を日本酒に漬け込み、醤油や昆布、カツオ、魚醤、その他いろいろな調味料を加えて低温真空釜で調整し、雑味をおさえた深くて旨みのある漬けダレに仕上がります。だしの王様と呼ばれている羅臼昆布を贅沢に使用し、豊かな旨みがプラスされています。
480時間以上の長期熟成
最大のこだわりは480時間以上という長期熟成をしていることです。一般的には1週間程度の漬け込み熟成が基本ですが、中野和一郎商店では20日以上熟成しているため、辛口なのにもかかわらず、まろやかな味わいが楽しめます。
国内産原料へのこだわり
スケソウダラをはじめ、漬けダレの原料となる酒や醤油、昆布、唐辛子など、国内産の原料を厳選して作っています。
北海道産の完熟卵「真子」を使用した無着色辛子明太子が人気
一般的にスーパーなどで出回っている辛子明太子の9割程度が、アラスカやロシア、アメリカなど、海外から冷凍して輸入された原料であるスケソウダラの卵巣で作られています。辛子明太子は戦後から徐々に日本全国で親しまれてきましたが、需要が高まるにつれて外国産の原料に頼っているのが現状です。
スケソウダラが漁獲されているのは、日本海やベーリング海、アラスカ湾などで、水深100~400mの海域に生息するスケソウダラが産卵シーズンの12月~4月にかけて浮上してきたところを漁獲していますが、近年では日本海近海での漁獲量は減少し、多くが外国で漁獲されています。
そのため、国産の漁獲量も減少し、価格も高騰しているのですが、そうした状況で中野和一郎商店が取り扱う贈答用の辛子明太子は北海道の噴火湾産のたらこを使用しています。
噴火湾とは北海道南西部に存在する巨大な湾です。北海道の中でも噴火湾産で漁獲されたスケソウダラから作られた辛子明太子は、粒が細かくて、舌触りが良いのが特徴で、品質の高さにも定評があります。
その中でも成熟度によって、水っぽいがむ子、成熟度がほど良い真子、少し硬くなった目付け、放卵直前の水子という段階がありますが、中野和一郎商店では見た目も食感も最適な完熟卵の真子を使用しています。
外国産と違って余計な冷凍作業を行っていないものを使用しているので鮮度が抜群です。冷凍して輸入する場合は、解凍時に旨味が逃げてしまいますが、国産では冷凍することなく塩打ちして卵に旨味を閉じ込めてから加工しているので、旨味のある辛子明太子に仕上がるのです。
調理加工した後に、専用の急速冷凍機で明太子を一気に凍結させるため、細胞を破壊せずに高品質に凍結することを可能にしています。冷凍前の品質に近い形で保存ができるため、解凍しても生臭くなく鮮度豊かな明太子が味わえるのです。
また、明太子は赤い方がおいしく見えるため、着色料で染めた商品が市場では出回っていますが、中野和一郎商店は無着色なので子どもから年配まで安心して味わうことができるといえるでしょう。
公式ネットショップからこだわりの明太子を購入
本場博多の辛子明太子は、現地まで買いに行かなくても、中野和一郎商店の公式ネットショップから注文できます。購入できるのは自社のオンラインショップとYahoo!ショッピングからで、5,400円以上購入すれば1か所の送料は無料です。
辛子明太子の種類としては、羅臼昆布漬け明太子、辛口明太子、超辛口明太子などがあり、味くらべセットでは味の異なる3種類が楽しめます。その他にも乾物や塩干物、水産物、漬物、佃煮なども注文可能です。
ネットからの注文だけではなく、電話やFAXでも受付してくれます。支払方法としては銀行振込・郵便振替・代金引換の3種類の支払い方法から選ぶことが可能です。自宅でこだわりの明太子を味わうだけでなく、お中元やお歳暮、贈答品としてもおすすめの商品といえます。
まとめ
創業してから60年以上にわたり福岡で明太子を販売している中野和一郎商店について紹介しました。
辛子明太子の原料であるスケソウダラの多くが外国産に頼っていますが、中野和一郎商店で扱う辛子明太子は北海道の噴火湾産で漁獲された原料を使用しています。卵の中でも完熟している真子を活用することで、粒が細かくて、舌触りが良い食感が楽しめるのです。
漬けダレの原料も国産にこだわって作っており、他社の商品よりもじっくりと熟成することによって、辛口でありながらもまろやかな味が楽しめます。
中野和一郎商店の口コミや評判を集めました
中野和一郎商店の特徴として、福岡の銘酒である萬代を漬けダレに使用しているという点が存在します。さらにだしの王様とも呼ばれている羅臼昆布も贅沢に使われているので、そういった工夫がされていることでこちらの方も漬け込みに感動したのでしょう。プチプチ感もスーパーのものとは比べ物にならないとのことなので、スーパーなどでしか明太子を買ったことがない方はぜひ食べ比べてみてください。
迅速な受注確認、発送処理でした。送り先の知人もおいしく召し上がっていただいたようで、大変喜んでいました。また、是非利用させていただきたいです。
明太子を通販で購入する際はどれくらいで届くのかが心配になってしまいがちですが、中野和一郎商店はその点に関して迅速さを大切にしているようですね。迅速な受注確認や発注処理をしてもらえたそうなので、安心して注文できそうです。こちらの方以外の方も、対応が丁寧だったことを喜んでいました。
中野和一郎商店の基本情報
会社名 | 株式会社 中野和一郎商店 |
住所 | 〒819-0001 福岡県福岡市西区小戸四丁目18-27 |
電話番号 | 0120-001-831 |
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島本
島本は辛子明太子の素材として国産のスケトウダラを使用しています。常に良質の辛子明太子を提供するために、国産の素材にこだわり続けているのです。その素材の魅力に敬意を表して必要最低限の調味料だけを使っていて、無着色なのもこだわりが感じられるポイントです。40年以上、多くの人に愛されている逸品をぜひ堪能してみてください。